「門形マシニングセンタ」とは?今後の需要について


マシニングセンタ(MC)にも、いろいろ種類がありますが、今回は「門形マシニングセンタ」について解説します。

門形マシニングセンタは、門形構造のコラムを持つMCで、大物ワークの重切削や精密加工などに向いています。

立て、横の主軸を持つ旋回主軸頭を装備したものや、主軸頭(ヘッド)にアタッチメントを取り付けて5面加工機として使い分けることで、1台でさまざまな加工ができるのが特徴です。

 

受注自体は、あまり大きいものではありませんが、逆に、低水準ながらも安定的であるとも言えます。

国内では機械単体の性能に加え、ソフトウェアやアフターサービスなどへの需要も増えている一方で、

海外は大手企業を中心に、機械の価格よりも高精度で高品質など性能を重視する傾向が強まりつつあります。

 

したがって、メイドインジャパンのブランド力が、今後どこまで海外製品と差別化できるかがポイントになってくるでしょう。

今後の技術トレンドとしては、モノのインターネット(IOT)技術を取り入れた機械の開発に取り組むことが重要になっていくため、

機械の可視化、データの分析などによって大型加工の生産効率UPや効果を探っていくことでしょう。

[ad#lower1]

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。