「ムラ、ムリ、ムダ」が分かってない【生産工学ver11】


僕:僕の自転車ね。先日右クランクのペダル固定する側のネジ穴、バカになって壊れちゃって。

自分で直そうと思ってモ○タロウで、コッタレスのクランクセット(ついでにチェーンも)を買ったんだ。

さっそく直したんだけど、その写真をハングアウトで送ったら、うちの兄が「新しい(自転車ごと)の買ったほうがいいんじゃない」と言ったんだ。

 

その時、僕けっこうキレてね。黙ってようかと思ったけど、結局いろいろ文句を言ってしまった。K君は何で僕が怒ったか分かる?

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K君:まるごと自転車を新品で買うより、部品で替えたほうが安いからですか?

 

僕:まあ、たしかにそれもある。でも、それ以上に怒ったのは、面白くないってことと、「ムラ、ムリ、ムダ」が分かってないということなんだ。

 

K君: 「ムラ、ムリ、ムダ」が分かってないってどういうことですか?

 

 

僕: 一般的には、「ムリ、ムラ、ムダ」なんだけど、トヨタ式ではそう言われている。ムラがあるから、ムリやムダがでるからだそうで。

 

まあ、それは置いておいて、なんでも新品を買ったほうが早いという考え方は、

  • やりたいことではない(作業することで、自分の自由時間にムラができる)
  • 自分(兄)が部品を取り替えることがムリだから。(技術がない)
  • 時間が掛かるし、面倒くさいからムダな作業である。

からきているのではと思ったんだ。

 

この考え方ですべて押し通すとどうなるか分かるかな?

 

K君:う~ん、相手にすると面倒くさい感じがします。

 

 

僕: そうなんだ。仮にこういった会社があったとすれば、生産効率があまり良くないと思うんだ。

 

僕のお父さん。大の虫好きでね(特に蝶)、休みの日で天気が良ければいつも山に行ってるんだ。1眼レフの高価なカメラと虫取り網持ってね。

さっきの考え方でいくと、暑い中、山に行って虫をとるより、涼しいデパートとか楽なネットショップで買ったほうがいいんじゃない。という話になる。

 

それで面倒くさくなくなる。「ムラ、ムリ、ムダ」に繋がるかっていうと、そういう意味ではないってことはなんとなく分かると思います。なんも面白くないしね。

だから、生産性や技能を考慮した「ムラ、ムリ、ムダ」を考えろってことです。やっぱり物事はそう単純に考えてはいけない。

 

K君: 僕も何でも、壊れたら新しく買ってしまうんで・・・

 

 

僕: K君はまだ高校生だし、そういった便利な社会にいるから「なんでも新品にすればいい」という考え方が浸透してしまうのは当然かといえます。

だけど、社会に出て大人になってそういった考え方だけで生きていくのはどうかと思いますけどね。まあ、それでビジネスで成功する人も中にはいますが。

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