スポーツ選手の「感覚」が「勉強」になるわけ


自分で苦労したことを達成した時。

この流れで行くと「脳にあるドーパミンが放出して…」という脳の話になってしまいそうですが…今回は、その感覚の重要性を述べようと思います。

例えばバスケットボールをスリーポイントラインからゴールへ入れようとする場合、まず、どのあたりを目掛けて入れようとするのかを考えます。

その時のボールに対する力の入れ具合、方向、指とボールのあて具合、さらに、自分の体調や周りの状況を感覚的に理解して、自分のジャンプ力も考慮してゴールに目掛けてシュートします。

 

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僕はバスケの選手ではありませんので、本当にそういう考えをしてシュートをしているのかは分かりません…が、周りの人から見れば、そういった選手の「考え」や「感覚」といったものは分からないのは事実です。

部活やクラブでバスケをやってた人は、やっていない人に比べて、経験の差があるのも事実ですが、「考え」や「感覚」がもし、やっていない人でも分かっていたとすれば、分かっていない人との差ができるのはなんとなく分かると思います。

 

そこで考えたのが、写真や絵、文字にするといった出力方法だといえます。

最近では、様々なスポーツ選手の本が出版されています。そのアスリートの感覚を本として出力して自分の「考え」や「感覚」を整理するのも事実です。

でも、バスケをまったくやっていない人がそれを読んで、果たしてアスリートの感覚を理解しバスケがうまくなるのかというとそれは難しいと思います。

 

まず、その「感覚」の受け止め方がもしかしたら違う可能性があります。出版社の編集部によってその感覚を修正しているのもありますが、私たちは、単細胞生物ではありませんので、理解はできますが、完全に理解はできないのは事実です。

あとは、先程も言ったように経験です。バスケに打ち込んでいる時間が経験者と体育で数回だけやるような初心者とは明らかに違う。鍛えている筋肉も違えば、意識もちがうと言う訳です。

 

だから、経験者でも初心者でも、バスケの練習をする必要がある。何度も変わらないことを学習して、達成した時の「感覚」をカラダ(五感)で覚えるのです。

僕が言いたいのは、その感覚を忘れないでほしいということです。忘れないように何度も練習するのもいいですが、絵や文字に出力するのも非常に有効だと思います。

それを自分ノートとして記録しているアスリート選手はその「感覚」を大事にしています。そういった選手はやはり学習能力が高いです。

 

で、その染み込んだ「感覚」を応用する必要がある。単に一人でシュートやドリブルを練習するのではなく、試合で使えるようにしなければならない。

自分の中の変わらない学習を増やしていくという訳です。

この辺はなんだか「勉強」とよく似ている部分がありますね。

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