前回は質のいい宿題をより良く行うことが、勉強を効率的に行うことができると述べました。
今回はよくある宿題を箇条書きでまとめてみました。
☆1 単純な計算問題 レベル的に低い問題
いままで授業でやった内容のプリント、ドリル・・・ですかね。
タイマーで測って取り組んでみましょう(タイムプレッシャーという)
簡単な問題は制限時間を測ってやるほうが集中できていいと思います。
☆2 教科書の本読み
小学校でよくある宿題です。親も実際に読んでみましょう!!
「私も読んでるんだからあなたも読みなさい」的なプレッシャーがかかり子どもも読んでくれる(はずです)
最後になんで主人公はこういったんだろうと子どもに質問してみるといいかもしれません。(テストでも表現の問題が問われる)
☆3 書き取り
鉛筆に持ち方、姿勢、に注意して丁寧に書く意識を持ちましょう。消しゴムを使ってはいけないという意識を持って書き取りすると間違いが少なく書けるそうです。
声に出して書き取りするのも5感を使っているためいいかもしれません。
☆4 レベル的に難しい問題 文章題
宿題で出すことはあまりないですが、タイマーは使わないことをお勧めします。逆に焦ります。
じっくり考えることが重要ですが、考えても分からなければ早めに答えをみましょう。
答えを見て、今日の夜か次の日の朝に同じ問題を解きます。
中学生や高校生は勉強内容が濃くなっていきますので、詳しくは
・中学生の方は実務教育出版さんの「中学生 中間・期末テストの勉強法」
・高校生の方は「最新脳科学が教える 高校生の勉強法 東進ブックス」
がおすすめですので、ぜひ復習の大切さを知ってほしいと思います。
☆5 暗記する宿題
僕的に暗記するものは、何かをしながら~でやる方がいいと思います。
歩きながらとかトイレをしながらなど、隙間時間のほうが覚えやすいです。(自分だけかな、、)
よく勉強法にありますが、夜寝る前に暗記するのもおすすめですね。寝ている間に脳の情報が整理されるとか。
暗記=語呂を思い浮かべますが、語呂を使うことについては、反対する人もいますが、自分はいいと思います。
暗記するだけの手段とするなら使う手はないでしょう。
以上となりましたが、何だか小学生と中学生、高校生の勉強法がごっちゃになってしまいました。
が、宿題という観点からみれば、やっていることは復習ですので、子どもでも大人でも同じなのではと思います。
宿題をする時間がないのは分かります。部活動が終わった後にする気力がなく、次の日に学校で急いで宿題をやってギリギリ提出したことが僕も何度もありました。
で、それで自分の頭に入っているかというと入っているわけがない。
宿題が多すぎて大変な理由は、宿題を出している先生にも問題があるのではと思います。
宿題は復習ですので、時間が短くても量が少なくても、生徒が理解してれば1分の宿題でもいいのです。そういう宿題を先生が考えればいい話です。
丸写しはいけないと書きましたが、☆4で答えをみて、次の日にざっと復習して自分の頭で理解していれば丸写ししてもいいと思います。
ただそれは、本当に時間がないときです。忙しくても周りにはそれでも宿題を頑張っている友達もいるわけですから、成績を伸ばしたいのであれば非道な宿題はさけたほうがいいでしょう。
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