勉強をするごとにお金が手に入る仕組みが分かったところで・・・
お金がある程度溜まっていくと、自分が欲しい武器が買えるようになります。
文房具ならば、最初は100均の鉛筆でもお金を貯めて質のいい鉛筆を買えば、その達成感はとても気持ちのいいものです。勉強がはかどります。
そんな馬鹿なことしなくても、最初から質のいい鉛筆や消しゴムをかえばいいじゃないか。そっちの方が最初から勉強する上でも効率がいい。
と思われる方もいるでしょう。
ですが、ゲーム上で考えると、その行為は主人公がレベル1の状態からロトの剣(ドラゴンクエスト)をもっている状態と同じことになります。
それではストーリー上、非常につまらないものになってしまう。確かにそっちのほうがスカッとしますが、面白さが半分ぐらいになるのではないかと思います。途中でつまんなくてやめてしまうかもしれない。
ゲームをつくる上での問題点は、どれだけ長期的にお客さんを楽しませるか。これに尽きるのではないでしょうか。
だから、物を買う上でもある程度制限させた方がいいのです。
それでも、最初からロトの剣にしたいという方は別にいいと思います・・・
前回、自分のお金を全部預けると言いましたが、文房具の買うぐらいのお金であれば親が出してくれると思います。
そこで、素直に300円受け取るのではなく、勉強するごとに20円や30円ずつにした方がいいと思います。月のおこずかいをもらっている子であれば、勉強するごとに少しずつもらえる仕組みの方がいいです。
ともあれ、家庭によって経済的な問題は様々ですので、勉強クリエイターがそれに合わせて設定しましょう。
武器もそろえたところで、あとは仲間が必要です。
主人公のサポート役がいることで、主人公にはない技や戦い方で敵を倒してくれます。
勉強でいうと、友達ですね。
勉強する上でも、友達との関係は友好的にした方が敵を倒すうえでも非常に役立ちます。
ただ、その仲間によって主人公を左右するのは言うまでもありません。
ゲームでも、主人公がいて初めてストーリーが成り立つのに、仲間がそれを妨害するようであれば、展開としては面白い設定にできそうですが、非常にリスクが高いです。
勉強でいうと、自分が一生懸命勉強に集中しているのにも関わらず、友達がおかし食べようぜ!!だったりもう勉強なんかやめて遊ぼうぜ!!みたいな感じですかね。
一方では、自分の苦手な科目について、分かりやすく教えてくれたり、勉強法や出題傾向なんかも教えてくれる子もいます。
そういったメリット、デメリットはありますが、自分が本当に信頼できる仲間とストーリーを進めていくのがいいと思います。そのためには、たくさんの人と接することです。
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