ユーチューバーによる「形のない共同体」とは?


ユーチューブの配信による規制が進行しているようです。

動画配信で収益化を狙っているユーチューバーにとっても、今年は痛手の年になるかなと思います。(動画の配信内容にもよりますが)

そこで、どうするかというと、ユーチューバー同士や周りの人と協力をして動画配信するスタンス(コラボ)にでるのではないでしょうか。(既に実行しているユーチューバーは数多くいる。)

これは一種の「共同体」です。「企業」と似たようなことをしている。

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「都市化」の進行によって、「孤独者」が増えてきたのは間違いない。横浜市の単身世帯が4割もいるのも、そこと関係あるのだと思います。

が、そういった「孤独者」がでないよう、人類はいろいろ考えてきました。

その対策要素の一つが「共同体」なのです。

ユーチューバーがその典型的な例で、「共同体」の再構築が進んでいくと思います。バラバラになっていたものが元のように戻るような感じです。

ただ、それが「企業」として登場するかどうかというのは、決してそうではないとボクは思います。

 

ネットを最大限駆使した「形がない共同体」が増えていくのではないでしょうか。「企業」という形のある共同体を嫌がるのです。

その理由の一つとして、「束縛」が挙げられます。企業ではないけど、「スマップ」や「嵐」が事実上解散したのもそれが原因だと思います。

自分自身がやりたいように動けないからです。そう考えている若い人は本当に多い。世間というバッファがなくなったと養老氏(『神は詳細に宿る』から)は述べていますが、その通りだと思います。

「人間関係」についての価値観が時代で大きく変わっているのです。

 

だから「形がない共同体」を作ろうとする訳です。具体的にはなんなのかというと正直ボクも分かりません。が、PS4でいう「コミュニティー」みたいなのもだと思っています。

どちらにしても、「共同体」を構築するにあたり「人間関係」とはなんなのかということぐらいは自分の意見としてしっかり考えてほしいです。

「人間関係」の原点を辿っていくと、最初にくるのが「親」です。母親のおなかの中で育ち、赤ちゃんとして生まれるからです。そこから「人間」との関りはもう始まっている。

ある程度成長し、親は年をとって、最終的には亡くなるのですが、そこまでの過程を見ると、「親子関係」というのは人間との関係にかなり深くかかわっている。

だから、重要視するのは当然だとボクも思います。

「北見直美さん」というアイドルの方がいるのですが、今でもお父さんとお兄ちゃんとお風呂に入っているそうです。

これをボクは最近たまたまユーチューブで見ていたわけですが、メディアや出演者は「ウソ~!?」と言ってるのに、コメント欄を見ると、「ありえない!」という発言をしている人が全くいなかったのです。

むしろ、羨ましいという発言が多かった。これは正直びっくりしました。

 

「親子関係」が最初から最後まで人間関係に大きく関わっているからです。大切である。だからバカにはできないのです。

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