「勢いで行動してしまう人への対策パターンとは(http://takabo777.com/ikioi-pata-nn)」で「効率」を求めることがすべてではない。安全性や自分のやりたいコトも含めて、優先順位をつけて説明しました。
効率の良さ求めてムダなものをなくしていく。仕事をする上で重要なことですが、周りの人がしっかり共通認識しているかという点を考えなければならない。
僕のおすすめ本『トヨタのすごい改善術(若松義人)』では、ムダを見つけるために1つ1つの作業する意味を考えろと述べています。
用は、さばの味噌煮を作る時、作り方は知っているけど、スーパーの惣菜で買ったほうがムダがないから、いつもそれで済ましているという考えと正反対になります。
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仕事や家事で忙しくて、どうしてもスーパーの惣菜を利用せざるを得ない。それはそれで僕は良いと思います。仕事がそれで片付くのなら出前でもいいでしょう。
ただ、そういったものばかり利用するのは、無添加で栄養面を考慮してもよくない。月に1度や2度は、時間のある時にさばの味噌煮を自分で1から作る必要がある。
もう一度プロセスをじっくり確認するのです。
そういった作業は手間がかかるのは事実ですが、最初の段階で気づかなかったところに気づいたりするもので、今後料理(作業)するための付加価値を高めるのです。
僕も仕事を後輩に引き継ぐ時、いちいち最初から説明するのはどこか効率が悪いと思っていました。マニュアルでは対応できないところがあるのです。
でもそれは、非常に誤解していました。人に話すことで、自分の頭の中を整理するだけでなく、本当にこの作業は必要なのかということを再度確認できるからです。
僕の後輩で「この作業、いらなくないですか?」「こっちの方がいいですよ」と指摘されたことがありました。
突然言われて「後輩のくせに生意気な」と思いましたが、データ分析してよく調べ考えると確かにムダな作業なのです。そこで、プロセスの確認はムダではないということが良くわかりました。
学校の授業で、もう塾で連立方程式は習ったからできるよ。と考え、先生の話を聞かない生徒がいるとします。
だけど、プロセスの確認という意味で考えると、塾とは違いこんな解き方もあるんだ。学校の先生は塾とは違って〇〇を伝えたかったんだ。ということもあるのです。
みなさんも一度、無意識にやっている作業を紙に全部おこして、プロセスの確認をしてみてはいかがでしょうか。
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