環境による子どもへの影響が大きい理由

子どもは自然であるので、周りの環境によって大きく左右するという話は、いろんなところで説明してきました。

そういった環境に苦しんでいる子も中に入るので、それを実際どうしたらいいか。という事を今回解説していきます。

その前に、周りの環境によって子どもに影響を与えるプロセスをプリンとたけのこでちょっと例えてみました。

自分(小学生)の目の前に、プリンとたけのこがあったとします。図を見ると、プリンのほうがたけのこより自分の近くにあることが分かります。

今、すごくお腹が空いている状態です。プリンとたけのこ、どちらをまず手にとって食べますか?

圧倒的にプリンの方が多いのではないでしょうか。田舎の山にあるたけのこより、近くのコンビニにあるプリンを買ったほうが早いしおいしい。ここで、たけのこの里という選択はNGですよww

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何が言いたいかというと、外で遊ぶより家でゲームやスマホで遊ぶケースが多いことと直結しているということです。

都市社会になった今、山や田んぼといった自然から遠ざかってしまった。昔は家の近くに田んぼや畑があったものです。それで、よく子どもたちは虫取りなんかして遊んでいたわけです。

 

公園があるじゃないか。という方もいますが、公園は人工的な遊具を設置して作られたものなので、実際All Natural ではありません。

プリンとたけのこの話に戻します。

「プリンばかり食べている=家の中でゲームばかりしている」と、プリンしか目にいかなくなります。それも周りもプリンに熱中している。

 

そんな感じで熱中していると、安いプリンだけでは物足りなくなる。高いけどさらにおいしいプリンを求めるわけです。

ゲームも同じことがいえます。新しいゲームを買いたくなる。プレイしたくなる。ゲームは人工物なので、やろうと思えば、もっと面白くできる。課金ゲームにできるそういうことです。

プリンで言うところの添加物をたくさん入れてさらに美味しくしようとする考え方に似ています。

 

だから、たけのこの価値を子どもに理解させプリンとは違った美味しさがあるということを認める必要がある。それをサポートするのが親の役目なのです。

 

潮干狩りや釣り、家庭菜園でもなんでも良い。そういったところへ子どもを連れて行って体験させ、プリンばかり食べているとろくな大人になれないぞ。ということを教える必要がある。

「行くぞ」と言って、子どもは行きたがらないのは当然といえば当然です。そこで感情的にムキになってはいけない。

お菓子やジュースも買ってやるから。パパが宿題手伝ってやるから。とでも言えば、子どもは「じゃあ行こっかな」と、ついていくものです。

 

それですべて計画通りうまくいくというとそんなこともないんですけどね…子育ては手入れだからです。

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