インターネットは過去の情報、敏感になりがち。


「…今の若い人は一日に三~六時間ぐらいのインターネットをやっている。インターネットの中にある情報だって全部、済んでしまった火事なんですよ。

そこにはこれから起こることは入っていないんだから。もし、何かが起こるとしたら、誰か人間が入れるんです。そして止まって、また誰かが変えるまでそのままになっている。

そういう世界に一日三時間以上入っているということは、何をしているのかわかりますか?

(中略)

インターネットをずっと見ているということは、徹底的に過去に頭を突っ込んでいるということですよ。

根本的な鬱病(うつびょう)の原因はそれでしょう。過去だけを見ていたら、人間は決してそれを動かせない。

それを動かそうとしたら、言葉を使って「あれはこうだった」「これはああだった」と言い換えて、人間の意識が動くだけです。

…養老孟司著者『神は詳細に宿る』から


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あえて言いますが、これらだけを聞いて、じゃあ「インターネット」をやらないほうがいいだとか、そういう話ではありません。

ただ、「起こってしまったことだ」という意識を持っているかどうかということです。

その後に養老氏は、「起こってしまった世界に言葉が付け加えたもの=人間にとっての全世界。だから、言葉の付け加わり方は世界を豊かにする。」

と述べています。

ボク自身も、動画配信やブログも含めて、インターネットを利用する時間は多いです。その情報にどう自分の言葉として付け加えるか。

その付け加えた言葉で、どう人間の意識を変えていくか。その一つとしてボクはこうしてブログを書いている訳ですが。

 

ネットのブログや新聞で、こいつの言っていることに客観性があるかないか、真実なのかと発言する以前に、まずは、「少女漫画」を読めとボクは言いたい。

何故「少女漫画」なのか。女性作家が多いため、「恋愛」と「言葉の表現力」に富んでいるからです。面白いとか面白くないという話ではなく、そこから、学ぶことは多いはずです。

そういう意識というかアンテナが低い人というのは、他人の非を挙げ連ねるケースが多いように思えます。もしくは、黙り続けるパターンです。

 

だから、言葉の使い方をここである程度勉強してほしい。学校で「朝の読書」がありますが、教室の後ろに「少女漫画」を置いてもいいと思っている。

「ナンパ」することは大切だと、今日のTVでGACKTが言っていました。意味合いは違いますが、少なくとも今の話とつながっている部分はあります。

 

本来なら養老氏が言っている通り、自然に親しめば、こんなバカみたいに「人間」によって管理された意識の世界にどっぷりつかわなくてもいいはずなんです。

そこだけじゃない、自然の世界もあるんだよ。ということを今の子どもたちはあまりに知らないから、「言葉」に敏感になりがち。傷つきやすくなる。

そこで何をするかというと、「考え」を同じにする訳です。こいつの言っていることは間違っているのに、「私も同じ意見です」と言ってしまう。

 

それでストレスになる。過去に囚われてしまう。だから、鬱病になる人が増える。そう考えると、バカみたいな話でしょう。

「自然の世界」の割合を安易に増やせないのなら、先程ボクが言った通り、「言葉」の付け加えで、何とか意識を変えていくしかない。

その「原点」、身近にあるが少女漫画なのではないか。とボクは思うだけです。

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