切粉による精度誤差はでかい!


今まで、教育ネタを主にブログを書いてきましたが、気分(?)を変えて自分の趣味でもある機械系についても書こうかなと思います。

とはいっても、あくまで日記であることをご承知ください。(その上初心者だし)

今日、大学でフライス盤を使った時のことです。

700mmぐらいの長さのアルミフレームの端面加工をしたくて、フライス盤のテーブルに固定してあるミーリングバイスを外したら、、、

何と鉄の切粉がテーブルT溝にゴロゴロと!!

これはひどいなー (前に使っていた人がしっかり綺麗に掃除していない証拠)

と思いイライラしながら掃除しました。

だってこのままほったらかしにしたら、アルミと鉄で混ざっちゃうし、テーブルにアルミフレームを固定する時に間のパラレルブロックに切粉が入って精度が悪くなるからです。

ミーリングバイスを2つ取り付けても良かったのですが、たまたまミーリングバイスが足りなかった・・・

で、アルミフレームの端面加工をせっせとしました。(エンドミルで)

ようやく終わって、テーブルを掃除しミーリングバイスをもとの位置に戻そうとしたとき、機械の管理者Mr.Mさんが

Mr.Mさん 「ミーリングバイスの裏は掃除したのか!?」

僕 「していません。(なんかすいません・・・という表情で)」

Mr.Mさん 「ミーリングバイスの裏に切粉が付いているかもしれないからこのままテーブルに固定すると、精度がでないぞ!」

僕 「なるほど・・・ すいません、ありがとうございます!!」

 

一番苦労したのが、このミーリングバイス。荒加工用だからかなり重いんだ…

でもそんな文句は言わず、ウエスでミーリングバイスの裏をきれいにしたら、Mr.Mさんがテーブルに油を塗ってくれました。(手伝ってくれた)

Mr.Mさんには年にも関わらずいろいろご迷惑をお掛けしております。感謝極まりないです。

よく、分からない人のために言うと、ミーリングバイス(材料を挟む台的な物)の裏に汚れがあると、テーブルに固定するときに汚れが挟まって、バイスの角度が斜めになってしまうからです。そうすると、次使う人がミーリングバイスに材料を固定する時にミーリングバイスが傾いているため、材料も傾いてしまいます。当然ですよね。

モノをつくる上で精度はとても重要なことが分かります。

また1ついいことを学びました。

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