工場の役割ってなんだろう?【生産工学ver1】


新人研修中に自分が最初(新人に)質問することがあります。

「工場とは何か?どんなことをしているのか」

です。

最近は「IoT」や「スマート工場」という言葉をよく耳に届くようになったので、原点に戻ってこうした基本内容を理解する必要があります。

「機械を使ってものを作る、加工する施設(場所)」

と新人は大抵答えるのですが、それである意味間違ってません。

ですが、ものを作り加工するだけでは、工場は成り立ちません。

 

生き残る必要があるからです。

「じゃあ、工場の役割って何?」

って続けて質問するとこれが結構答えられない新人が多い。

という訳で今回はそのテーマを例にとりK君との対談式にしてみました。

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僕:K君は高校2年生だけど、卒業したら就職するのかな?それとも進学?

 

 

K君:進学校なので、大学に行くつもりですが、大学を卒業したらロボットが好きなんでロボット関係の大企業に就職したいですね。

 

僕:おっ、そこまで将来のことを考えていたとは…いつものK君はどこへいったのかな?

 

K君:オレだってやるときはやりますよ!バカにしないでください!!

 

 

僕:ごめんごめんww

でも、就職して工場に働くことになるんだから、今から工場について知っておくのもいいかもしれないね。今後インターンシップや工場見学もあるだろうし。

さて、本題に入るけど工場の役割ってなんだと思う?

 

K君:役割ですか?うーんよくわからないですね。

 

 

僕:新入社員もそんな反応だったな。ざっくり言うと「付加価値をつける」ことが役割なんだ。で、その付加価値の意味がわからない人が結構多い。

 

K君はスイートポテト食べたことある?

 

K君:ありますよ。甘くておいしいですよね。

 

 

僕:下図に載せたんだけど、さつまいも、牛乳やバターなどが原材料で、それらを調理するとスイートポテトになる。

調理をして人がおいしく食べられるようにすることを「付加価値を高める」ことになるんだ。

自動車やロボット。あれもその付加価値を次々に付け加えて完成することになる。ボディとかエンジンとか複雑に見えても、原材料を見ると鉄とかアルミとかプラスチックなんです。

 

工場とは「投入されたモノの姿や形を変えて、人が役立つようなモノをつくること」だ。逆に役立つものでなければ、それはただのごみになる。

スイートポテトだってトースターで焼きすぎて丸焦げになってしまったら、捨てるしかない。そういうことです。

 

K君:なるほど。そういった「付加価値をつける」ことで工場は役立つモノをつくって生産しているんですね。

 

僕:「生産」という言葉がでてきたので、「生産」の意味も理解したほうが良いね。

「生産」の意味も、ただモノをつくって出力するだけではない。

 

生産とは「自然物に入力を加えて人々にとって有用な財を作り出す、もしくは獲得すること」

「人々のニーズを満たし、価値を持った製品を入力した原材料(素材)や素形材に設備、労働、情報を作用させることで産出する機能」

のことです。周りの人が認めてくれなければ、生産性は低いものになってしまうんですね。

生産性についてはまた次に詳しく話すよ。

 

K君:工場って奥が深い上に大変なんですね。

 

 

という訳で、次回に続きます!!

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