サプライチェーンによる私達への影響【生産工学ver6】


僕:今回は、工場の役割について解説するけど、全部一通り話すと、内容が濃くなるので、重要なポイントに絞っていこうか。

 

まずは「サプライチェーン」からいくね。K君、日本語に略するとどうなる?

 

K君:サプライは分からないけど、チェーンは鎖ですよね。

 

 

僕:そうだね。チェーンはまあ、連鎖という意味。サプライは供給だね。サプライチェーン製品が消費者に届くまでの一連の工程のことを指すんだ。つながってるんだよ。

で、サプライチェーンマネジメントという言葉がテストに出るので押さえておこう。

「サプライチェーンマネジメント」は、先程のサプライチェーン、用は全体のモノの流れ、お金の流れ、情報の流れを管理していこうというものだ。マネジメントって奥が深いけど、そういった意味合いもあるんだ。

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この言葉の重要性が良くわかる時期がありました。3.11の東日本大震災の時です。

 

あの地震、津波が起きた時、東北近辺の工場はほとんど動かなくなった。津波に流されてしまった。その影響で、サプライチェーンが寸断されたわけです。予定通りモノが流れなくなった。

 

K君:正直言うと、自分にはあまり影響がなかったんですけど…。普通にコンビニでアイス買えたし…。

 

僕: それは、被害を最小限に食い止めたからです。現地の人の頑張りや周りの人たちの支援のおかげで、サプライチェーンを維持していたんです。

震災前よりはモノの流れは良くないかもしれないけど、この短期間で立て直すのはすごいことだと思いますよ。

 

K君:そうだったんですか…でも、またサプライチェ―ンが寸断されたら怖いですよね。

 

僕: そうなんだ。そのためには、購買部門や設計部門、工程管理部門などが1つになって柔軟に事件や事故の対応をしなければならない。最悪のケースを考えるということです。

例えば購買部門なら、他の会社で似たような部品を調達することとか。設計部門なら代替品でも検討できる設計にするだとか。

あと、「コンカレントエンジニアリング 」という言葉も重要です。関係各部署が同時に並行業務を展開することによって、効率化と開発期間の短縮を目標とする方式のことだ。

でも、そううまくいかないのが実情だね。

 

K君: 僕のお父さんも現場で働いてるんですが、こういう事聞くといろいろ大変なんだなと感じるよ。

 

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