「進路希望調査票」が無駄である理由とは?


「進路希望調査」

って聞くと「うわぁ…」となりますが、

正直言うと、こんな調査をやるのは「無駄だ」

と僕は思っています。

こんな事ブログで書くと、

「子どもたちの将来を真面目に考えなさいよ!!」

「バカにしてるのか!?」

なんて言われそうですが、

 

こんな紙1枚で子どもの意志を尊重するあんたらのほうが、バカにしてるだろうと、思ってしまう。

そもそも急に先生が、進路希望調査票の紙を配布して

「じゃあ、◯月◯日までに提出しておけよー」

って言っている時点でおかしい。

 

進路が決まっている人なら良いけど、決まっていない人は、期限までに進路を考えろということになる。

そんな短期間で、自分の将来なんて決めるものではない。

 

とはいっても、自分の事ですので、白紙でだすだとか、適当に書くことはできません。先生にも怒られます。

じゃあ、どうすればいいか。僕だったら

「まだ検討中です」

「詳細は面談等でお話します」

って素直に書いておけばいい。

 

そこで、反論するような担当の先生なら、僕は無視したほうがいいと思う。

自分の事を親身に考えてくれる先生に相談するべきです。

 

そういった先生に出会うためには、やはり周りの子たちに

「この先生のことどう思う?」

って聞いたほうが早い。

 

又は、先生がどこの大学出身なのか。という肩書きも実はポイントなのです。

あまり、こういうことで判断したくはないですが、東大だとか京大に出ている人(肩書き)は、「正しい常識」を持っていることが多い。

だから、「私の担任の先生は、どこの高校又は大学を卒業しているのか。」

ということも調べておくと良い。

 

でも、そもそも他の先生に相談することが恥ずかしいという方もいます。

現に僕はそうでしたから…

 

そんなときは、A3の紙(でかい紙)を用意して、

自分が好きなこと。やりたいこと。やってみたいこと。これだけはやりたくないこと。テストの成績や部活について

など、今の現状と自分が思っていることを、箇条書きでもいいので文字として書いてみることをおすすめします。

そうすると、自分の頭の中が整理できるからです。

 

そこから、地元にこんな学校がある。会社がある。自分の今の成績とやりたいことが、実はミスマッチしているかも…というのが分かってくる。

で、僕的には

「周りの環境」「自分が希望したい学校や会社」の

50:50

比率で進路が決まるものだと思っています。丁度半々です。

うーん…て思われるかもしれないですが、この比率が僕の経験からしても結構うまい具合に当たっているのです。

「周りの環境」というのは、地元近くの学校だったり、親の経済面の問題だったりというケースが多いです。参考にしてください。

 

…だいぶ「進路希望調査票」からかけ離れてしまいましたが、

ようは、そんなテンプレートではなく、

白紙の紙に自分の書きたいことを書きまくって、その紙を持って担任だけではなく他の先生に見せて、相談してみるのが良いと思います。

文字として、先生に見せることで、何を伝えたいのかというのも見えてきます。だから、紙に書くという手段は結構すごいことなのです。

 

でも紙は紙でも僕なら、「進路希望調査票」よりその生徒が自分で考えて書いた紙の方を信用しますね。

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