恥ずかしいことは悪いことじゃない


人見知りで何かと積極的でない子は日本人は特に多いのではと思います(特に最近)。

ちなみに自分は特にひどかった思い出がありました。近所の友達と遊びたいけど、急に自分から行くのも恥ずかしい。幼稚園の頃は、母につきっきりでいなくなると急に不安になる。そんなことがありました。

授業で人前で発表するときに緊張したり、答えたいけれども恥ずかしくて自分から挙手できない。外で遊ぶ機会が減ってしまったからこういった子が最近増えてしまっているように思えます。

そこでよく教育熱心な大人たちは、「積極的に自分から発表しろ!」だとか「緊張するな!」など子どもに言ってくるのです。

 

それでは、逆にプレッシャーがかかります。プレッシャーがかかると余計に子どもにストレスを与えるのです。

僕的にも、もちろん積極的な子どもや活発的な子どもの方が印象的にはいいと思います。できることならそういった子に育ってほしい。

 

ですが、子どもにとってはそれは余計なお世話なのです。

子どもは子どもで逆に、「常に積極的に行動しなければ!」とか「恥ずかしい気持ちをなくさねば」と無理に考えなくてもいいと思います。

そんなことに悩んでいる暇があれば、自分の好きなことに熱中していればいいのです。たとえ親に何を言われようとも。

 

その心の耐性を身に着ける方がまだいいのです(いわば心耐能力)。最近は自然的でない親や先生による圧力が強すぎて、子どもの身体能力ではなく心耐能力が低くなっているように思えます。

親や先生に言われたことをなんかすごく気にしずぎている。それで頭の中でぐしゃぐしゃになっている子がなんだか多いです。

なぜそういった子が増えてしまったのか。それは育て方というよりも、都市化による便利な社会になってしまった影響が大きいのかもしれません。

 

何が言いたいかと言えば結局、心耐能力を身に着けた方がいいということです。

で、その能力を身に着ける一番の方法はお寺での修行ですがそんな身近にはないので、武道を習ってみることをお勧めします。

武道が合わないという人は別にサッカーとか野球とかでも構わないと思います。が、精神を鍛えるのはやはり剣道や空手、柔道かなと思います。

 

また、大人になってくるとある程度恥ずかしい気持ちとか、人見知りがなくなってきます。だから、逆にそういった気持ちがあった方が不思議ではないと思います。

あまり気にしないことです。その気にしない心耐能力を子どもの頃から身に着けておくと大人になってから非常に役立ちます。大人になって社会で働いて嫌になって仕事をすぐにやめてしまう人。多いですからね。

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