教えさせるのではなく考えさせるは100%でない

「トヨタのすごい改善術」でもこのことが載っていました。その内容と僕の見解も含めて考えていきたいと思います。

「人は難題にぶつかると、自分で考えるより上司や専門家に答えを教えてもらいたくなる。」果たして100%そうなのでしょうか。

反論ポイントは2つあります。

 

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1つ目はインターネットが普及したという点。インターネットで調べれば大抵自分の答えが出てくる時代となったため、人に聞くより自分で答えを見つけるケースが多くなったという訳です。

2点目はコミュニケーションを避けているという点。難題点を上司に隠しているケースもあります。とにかく恥ずかしい気持ちや怒られる気持ちとかが自分の積極性を妨げるというのが僕の見解です。

 

そんな消極的な人は、逆にどんどん上司や専門家に質問すべきではないかと思います。

確かに自分で考えさせることは、人材育成のために重要なことです。しかし、失敗のリスクがあるのにも関わらず自分の考えのみで実行した場合、それが会社にとって莫大な損失であるなら、包み隠さず積極的に不安なことがあれば質問してくれた方が、リスクはかなり減ると思います。

また、そういった信頼できる先輩がいるからこそ、質問することでコミュニケーションも向上させるのではないでしょうか。

とはいったものの、何でもかんでも先輩に質問しすぎるのも問題です。先輩の仕事を邪魔してしまう可能性があるからです。

用は、自分が成長できているかどうか。質問の答えをどう自分の中で意識して生かしているか。そこがポイントです。

ここで、同じことを繰り返すようであればであれば、自分で考えさせるといったやり方の方がいいと思います。

アニメのイナズマイレブンで円堂大介という人が登場しますが、あの人の特訓ノートをみると、かなり抽象的であることが分かります。自分で考えさせる行為が多く含まれています。

ああいった方法もあるんだと思って、僕もなるべくそういった考えさせる答えを説明しています。

「教えさせるのではなく考えさせる」を100%やるのもどこか違っていますし、「すぐに答えを教える」というのも100%違っていると思います。

人によってなのです。そこを取捨選択するのが上司の役目と言えます。中々大変ですよね。僕も部活で先輩やっては時はそうでした。

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