テスト勉強との向き合い方とは

小テスト、中間テスト、期末テスト…

このようなテスト勉強というのは必ず「テスト範囲」があります。

 

教科書の○ページから○ページまでやっておけよ。

と先生はよく言うのですが…

実は、この「テスト範囲」を決めることで生徒の勉強に対するやる気を伏せているのではないかと思います。

これは、母親が息子に「勉強しなさい!!」と言っているのと同じことなのです。

 

「小学生は遊ぶことが勉強だ!!(http://takabo777.com/syougakusei-1)」でも述べましたが、用は勉強を強制的に生徒に押し付ける。これが、やる気を無くす原因の1つなのです。

では、「テスト範囲」を無くせばオレのやる気がアップするのかというと、そういうことではないんですね。

例のK君(高校生)をまた召喚し、対談式にしてみました。

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K君:中間テストが2週間後にあるんですよ… よくテスト範囲の紙を渡されてテスト前の計画表を作らされるんですが、その通りにできたことなくて…

 

 僕:そういった生徒が多いのは僕も見ていて確かに思う。

だから、学校によって教育プログラムに反映されてるのかは分からないけど、正直僕も計画表や範囲を生徒に押し付けたくない。

 

K君:でも、範囲が分からないと、テスト対策しようがないじゃないですか!!

 

 

 僕:範囲を教えるのではなく、生徒に考えさせることが大事なんです。自分だったら「先生が授業で喋ったことは全部テストに出るよ」とだけ言っておく。

それで、「前、先生がこの問題は重要だといってたな」と考えさせる(思い出させる)のが重要だと思う。

 

だから、「○ページから□ページまでしかでない。」「ここは絶対出るから押さえておけよ」と丁寧に教えるとそこだけやっておけば問題ないと生徒は安易に思ってしまうんで、テスト前日に夜更かしして勉強するんですね。

どう生徒が勉強にやる気を出してもらえるか。が原点なんです。

 

K君:オレ、勉強は嫌いですよ!!授業でも普通に寝てるし…

 

 

   僕:大丈夫、自分も高校生の時はよく寝てたからww

こうなってしまうのは、やっぱり「授業」の考え方がどうしても生徒と先生で違ってくるからなんです。

数学や英語を俺たちに叩き込もうとしている。という強制的な思いはどこかにあるんじゃないかな。

だから、先生が生徒の立場になって考えることが大事なんです。「この教え方は本当にオレが生徒の立場だったら、真面目に受けているのだろうか…と」

 

先生の悪口ばかりになったけど、実際、教育委員会に訴えても何も解決しない。なら、自分から変えていくしかないんですね。

 

K君:じゃあどうすればいいんですか…

 

 

僕:テスト範囲表で100点満点とれる。満足した点数がとれる。と思わないことです。テスト範囲はあくまで、中間期末テストのため。

 

であるなら、そこに+αで自主的に勉強する姿勢も加えるといいです。

 

例えば、英語のテストで「Reservation」が必ず出るとする。赤シートや暗記カードで「Reservation」だけを覚えようとすると、どうしても嫌気が出る。

だから、そこに自分の思いを付け足して、カレカノと映画に行くという設定し、(コナンの)映画を予約したい時、「I want to make a movie □」

□に入る英語はなんぞや?

と自分で勝手に例文をつくると、面白いですよね。(他の英単語も覚えるし)

これが+αの自主勉の威力です。(扁桃体をうまく使って感情移入するとより覚えやすいです)

 

慣れてくると、教科書の例文ごと覚えることもできるので、そこは自分が今勉強が面白い、楽しいかどうかを心と話してみるとよいです。

そういう積極性、好奇心、というのは、脳科学的にみると非常に大事なことなんです。それをテスト勉強とうまく絡めてね。

 

K君:先生を馬鹿にするのではなく、自分から動かないとやっぱり駄目なんですね。ありがとうございました!!

 

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