今回は、「早く寝ないとバカになるのか」について考えていきましょう。
僕が、気に入っている本で、『バカなおとなにならない脳』(よりみちパン!セ)というのがありますが、
寝る時間と学力は関係するのかという質問に養老氏(著者)は、「秩序」を交えて解説しています。
「秩序」を国語辞典で調べてみると、「物事の正しい順序、筋道」と書かれています。
でも、人によって「秩序」の受け止め方は違うと思います。
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例えば学校の授業で、秩序的に授業をしていると思った子は教室が汚いと思い、一生懸命に掃除はする。
だけど、無秩序と捉えた子はそこでゴミがたまっているかすら気にならないと思います。(それか無視するか)
だから、「秩序的」な授業をするというのは、ある意味、先生(指導者)の主観であると言えるでしょう。
ゴミがあることに先生が生徒に掃除させるのは、そういうことなのかもしれません。
とはいっても、養老氏の言うとおり、「秩序」の行為をすると「ゴミが出る」のは事実だと僕も思います。
僕的にですが、ゴミをたくさん出してたくさん処理をする人って「考える」「行動する」ことをたくさんしているのではないかと思います。
つまり比例しているのです。
だから、一生懸命授業を受けて勉強してノートに書きまくった時に消しゴムのカスが他の子より多いことが、ゴミをたくさん出していることに繋がるのなら、その分掃除をすることになるのですが、
それが出来ている人は入出力のループが回っているんだということです。(落書きでカスがたまるという人もいますがww)
そう考えると、正義や秩序だけでゴミをなくしきれいにするのは不可能なんだなと僕も思いました。
東京都でカラスの駆除活動を行ったら、一方で鳩の糞公害が問題になったというのが例です。
あと、子どもがおもちゃを散らかすだけ散らかしておいて片付けないパターン。あれも、母親がゴミを片付けることの重要性を、子どもに注意しているのですが、中々聞く耳を持たないのが実情です。
まあ、片付けるという行為が、仕事や勉強の効率が上がる、または楽しい・面白いということに気づいた瞬間、ゴミの重要性というのが分かってきます。
楽しくなくても、その片付ける行動を、指導者に無理やり仕事や部活で体を動かしまくった結果、大人になって体が勝手に動いてしまうということもあると思います。
もうルーティン化というか癖になってしまう。
いまの僕なんかがそうなんですけどねww
…「早く寝ないとバカになるのか」の答えを知りたい方は、本書(『バカなおとなにならない脳』)を是非読んでみてくださいね。
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