若い人をお祭りに参加させるためには


今週の土曜日、日曜日(10/9と10/10)は地方での秋祭りを開催する地域が多いのではないでしょうか。

僕の地方でも屋台を引いてお囃子に太鼓といったお祭りを行っています。

一番の目的は他の地方では数少ない餅投げです。

 

昔は結構やっていたのだけれども、予算の問題もありやめてしまうところも多いようです。それでも、僕のところでは餅投げを2回行っています。(何だか感動的です・・・)

大学1年生から3年生はサークルで土日が忙しく、高校の時も部活動や大学受験で何かと参加できませんでした。が、サークルも引退し今年は何も予定はなく、餅拾いができる!!

ということで、お祭りに参加しました。

中学生以来ということもあり、およそ8年ぶりでしたがおじさんメンバーは相変わらずでした。

 

小学生の頃、屋台での太鼓を叩いた自分ですが、当時と比べると明らかに子どもの人数が少ない。

やっぱり、最近の子どもたちはすぐに都会に行ってしまうんだな。と少し寂しく思えましたが、それでもお祭りの活気力は昔と変わらずでした。

子どもの人数(お祭りに参加する)が減って、おじさんの比率が徐々に上がっていく。

 

そうなると、若い人のお祭りへ参加しずらいのは事実です。

都市部や一部の大きなお祭りを行っている地方では、若い人も結構たくさんいますが、一方の地域では若い人のお祭りへの興味がなくなってきているため、参加者が減っている訳です。

 

僕も若者として、意見を言うならば

「お祭りに参加する仲の良い友達がいない」

というのが一番でかいのではないかと思います。

 

中学生の頃、夏祭りに参加しようと友達を誘いましたが、

「部活で忙しい。」「参加しても面白くない。ゲームしてた方がいい。」

と言って全く参加する気がなかったため、仕方なく1人で参加しました。

 

大人(おじさんやおばさん)でもある程度知り合いはいましたが、会話に弾むことがなくやはり、同年代の相手がいないと寂しかったのを覚えています。

境目は小学生から中学生になった時が大きいように思えました。(小学生はほぼお祭りに強制的な感じだったが)

 

地方のお祭りを活気させるために、公務員のおじさんや町内のおばさんだけではできないのです。

やはり、若い人(子ども)がいないと何だかんだで面白くないのです。

 

僕的には、お祭りの日だけ会社も休み。学校の部活も中止にして、若い人を自分の出身地へ強制的に呼び出し、お祭りに参加させる。これが一番いいのではと思います。

何だが、町内会の防災訓練のような感じですが、お祭りを楽しむよりもまず、久しぶりに友達に会う機会をお祭りという形でつくればいいのです。

そういったことでもなければ、成人式ぐらいしか中々会えないものです。

 

だから、1年に1回2回しかないお祭りの時期をうまく使って、都市に行ってしまった若い人たちを呼び出す。そして、久しぶりだなーとお互い感動して会話をしながらもお祭りを楽しむ。

いいアイディアだと思いますが、強制的に何かを中止するのが大変なのが現状です。(それで文句を言う人は必ずいる)

あ、ちなみにお餅は家族1日分(30個ぐらい)は拾えました!! 子どもの方へばかり投げるため、ちょっとずるいなと思ってしまった次第です。(文句は言えない・・・)

[ad#lower1]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。