「皿洗い」と「機械を丈夫にすると人間が壊れる」


僕が学生時代に寿司屋(チェーン店ではない)のバイトをしていたときのことです。

皿洗いをしていた時、台所の流し台にいかにも割れやすいガラスの小皿を上に重ねすぎて倒れ、衝撃で割れてしまいました。

血の気が引くってのはこういうことなんだなぁと感じながら、、

その時に大将が言った言葉が、

「優しく丁寧に洗え」

です。

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とにかく短時間で皿洗いをこなしたい気持ちが大きすぎて、まあ、ちょっとぐらい大丈夫だろうという甘い考えが生み出した結果と言えます。

 

これはモノづくりにおいて非常に大事だということを、大将の言葉を聞いて初めて実感しました。

モノを雑に扱ってはいけない。その上で短時間でテキパキと仕事をこなす。真心を込めすぎて、長時間作業で迷惑がかかっては本末転倒です。

 

勉強と部活を両立するみたいな感じで、なかなか難しいと思いますが、まずは、自分の焦る気持ちを押さえて、丁寧にモノをつくるor扱うことが前提のように思います。

東工大のロボット工学の森正弘さんは「機械を丈夫にすると人間が壊れる」といっていましたが、安心安全なモノとして丈夫にするにはやはり、お客さんの要望を優先に考える=後工程はお客様=優しさが大事だということです。

そういった意識を持って、皿洗いををしたら激的に皿を割る回数が減りました。

 

設計や製造でもそうなのですが、本当にこれで大丈夫なのか。と何度も確認して意識しなければ、皿が割れるようにミスが出る。

それが、最近ではある程度妥協してしまっている。流してしまう。これはテストの点数が悪くて見直ししたくない。見たくないと言っているのと同じです。

 

トヨタではそういった不具合が起こったら(すべての)ライン生産を一時的に停止して原因を追求すると聞きます。

優しさはどこからでてくるのか。形なんてありません。心です。脳からきている。だからこそ、モノづくりというのは優しさが大事であると思うのです。

 

一番いい例がラブレターです。典型的な愛のこもった形と言えます。だけど最近はラインやメールが主流です。それで(私)俺の気持ちが伝わったら…と始めから期待するのも変な話だと思いますけどね。

みんなやっているからからなのでしょう。

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