赤シート勉強法を超えた暗記カードの使い方

赤シート勉強法より リング式暗記カードのほうがいい訳

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面倒くさい復習に手をつけるには

など勉強法について、いろいろ説明していきましたが、なかなか復習に手がつけられない理由をポイントでまとめると

① 物理的な問題が大きい

② 情報量が多すぎる

のではないかというのが僕の見解です。

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まずは、例をあげます

① 物理的な問題が大きい

・教科書やノートをカバンや机から引っ張り出すのが面倒(先にスマホを手にしてしまう)

・教科書が多い+重いので持ち運びに苦労する(中学→高校になるほど)

・机の棚や引き出しに教科書等を入れるとパンパンになる(そのため、学校ではロッカーがあるが、取り出すのが面倒)

・教科書やプリントを沢山机(学校の勉強机)に広げると、スペースが狭くなってしまう。(塾などの長机だと1台2~3人なので気を使う)

「学校⇔家」のどちらかに教科書をそのまま置いてしまうと、その教科の勉強したい時にできない

 

② 情報量が多すぎる

・1日授業で習った科目をノートで復習する→量が多く時間がかかるので、目で文字を追っていくというケースが多くなる

=この目視復習は赤シートとよく似ている

・教科書による復習は文字や図(実写)が多すぎて自分の頭で整理しづらい

 

以上になります。

では、それらを解決した復習の勉強方法は何かというと…

結論から行くと暗記カードです!!

 

本来はスマホが一番なのですが、どうしてもラインやゲームをやってしまいがちなので、あまりおすすめできません。(勉強用でもう1つタブレットを購入する方法もありますが、コストが高く付くのがデメリットです。)

 

赤シート勉強法より リング式暗記カードのほうがいいや僕の話を聞いてくれた人の中で、暗記カードのデメリットとして一番多かった意見が

・カードを作るのが面倒くさい

・文章問題や記入式だと文字数が多くなるので、カードに収まりきらない

 

でした。

そういったデメリットをなくせば、手軽に復習ができる!!

と思ったので、数ヶ月間いろいろ考えました。

で、以下の方法が(今のところ)一番だと思いました。

☆ 問題と答えの間にキーワード(答えのヒント)を入れる

☆ 基本暗記カードに答えは書かない

☆ 問題文は矢印や図を使って少なくする

 

中学の理科の問題でちょっと試してみましょう。

A 金属の燃焼

スチールウール(鉄)を酸素中で燃やすと①【__】と②【__】を出して燃えます。

(1)上図のように、スチールウール(鉄)を空気中で加熱するとどうなりますか。

(2)また、図のように酸素中でスチールウールを燃やすとどうなりますか。図の①、②にあてはまる語を書きましょう。

…以下省略

ここに載っているような学校で配られるテキストを使って復習するのもいいですが、いちいち文字を上から追っていき、図を見て解いていくという形になるので時間がかかるのが難点です。

一言で言うと、コンパクトではないということです。

 

また、このようなテキストは学校に提出しなければならないケースが多いので、赤シートで隠すために赤文字で

スチールウール(鉄)を酸素中で燃やすと①【】と②【火花】を出して燃えます。

といったことができないのもデメリットです。

 

それをコンパクトに手軽に復習できるのが暗記カードです。

順番に図で作り方を載せておきます。

その1 問題文を表に書く

…テキストに書いてある文章をそのまま暗記カードに書くと、どうしても文字が小さくなったり、はみ出してしまいがちです。

なので、例では(1)と(2)をまとめ、問題文で使われる単語(スチールウール/加熱/空気中/酸素中)だけをカードに記入するのです。

以下がカードを作る上でのポイントです。

☆矢印や絵文字を使い、文字を極力減らし情報量を少なくする
☆自分だけが分かっていれば問題ない。バカ丁寧にカードは作らない

 

その2 2ページ目にキーワードを書け!!

キーワードというのは、ここではヒントのことを指します。

何故キーワードを書くかというと、

問題→答え

で覚えるより

問題→ヒント(答えで使うキーワード)→答え

の方が覚えやすい上に解きやすいからです。

最初はキーワードを見ながら解いていき、キーワードを見なくても解けるようになったら、カードリングから外します。

最終的にはキーワード無しで解いていくようにしていきましょう。

 

さて、この暗記カードの作り方の基本として、裏に何も書いてはいけないということです。

何故かと言うと、ノートでもそうなのですが、左ページと右ページで、左から右へ目を大きく移動させてしまうからです。

また、そのページ数の情報量が多くなってしまうのもデメリットです。

今回はたいした問題文ではないのですが、問題文が長文でキーワードや答えが長い場合は注意が必要です。

 

だから、目の移動はなるべくしないよう、右側のページで目を固定し、すばやく解いていくのが、この暗記カードの主根なのです。

 

その3 最後に答えを書く(書かなくてもOK)

今回は、答えが短かったので、敢えて載せておきましたが、基本は暗記カードには書きません。

何故かと言うと、あまり考えずにすぐに答えを見てしまうケースがあるからです。

初めて問題を解く上では、分からなかったら答えをすぐに見るのが基本です。5分たっても、ペンが動かないようであれば、僕はすぐに答えを見ていました。

 

ですが、今回は復習で行っているので、もう答えは一通り目を通しているはずなのです。

だから、じっくり考えることが復習では大事なのかなと思います。どうしても分からなければテキストを取り出して答えをみればいい話です。

答えを書くと、どうしても文章が長くなって、カードに収まりきらないのもデメリットです。

 

以上になりますが、最後に暗記カードのメリットとして

・筆箱や胸ポケットにすっぽり入る

・赤シートのように赤ペンやシートを用意する必要もない

・トイレや夕食前などの隙間時間に手軽に復習できる

・100均で買えるのでとにかく安い

 

があり、今回の暗記カードの作り方で

文字数が少ない→書く手間が削減され、カードに文字が収められる

ようになったため、使いようによっては、教科書やノートを家に持ってこなくても、この暗記カードだけで復習することも可能だと思います。

興味があれば、是非やってみてくださいね。

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