退職する。転職する。部活をやめる。
それは、自分がどれだけ本気で打ち込んだのかという点と大きく関係していきます。(部活についてはhttp://takabo777.com/bukatu1 に述べているので是非!)
だから、相手がいる限り、自分が仕事や部活をやめづらいというのは確かにあります。逆にゲームではそういったことを抜きにしています。
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「ドラゴンクエスト」というゲームで、仲間に職業があって(戦士や魔法使いなど)転職することができるシステムがあります。
最初は、戦士や魔法使いといった初級並の職業しかなることはできませんが、ある程度敵を倒しスキルを得ると賢者とか勇者になれます。
その転職する様子をみると、神殿の神父に話しかけるだけで、簡単に転職ができます。
それがもし現実だったら、神父が「本当に転職していいの?」「君は魔法使いの方が似合ってるんじゃないか」などグチグチ言ってくるのではないでしょうか。
これを「相手がいる」と僕はよく言っています。
でも、現実でもゲームでも言えることがあります。
それは、本気で敵と戦わないと強くなれないということです。
現実で言えば、養老氏がよく言っている、努力・辛抱・根性が身についているかどうかという点にあります。ものすごく重要で本気を出さなければならない時に、逃げてばかりいると、同じような場面に出くわした時に、対応できないということです。
「ドラゴンクエスト」で言えば、ある特定の強いモンスターが出た時に、コマンドで逃げるボタンをすぐに押してしまう人です。
逃げることができれば、最初は安心かもしれませんが、フィールドに居る限りは、もしかしたらまた同じモンスターに出くわしてしまう場合だってあります。
別に逃げてはいけないといっている訳ではない。
大事なのは、自分が本気でやり遂げなければならないときに、安易に逃げてはいけないということです。
勿論、本気でやってどうしても逃げてしまう人もいます。その場合、身体の具合が悪くなったり、病気になったりするなど、何かしら出力として現れてくるものです。
そうなる前に、第3者と相談する必要がある。もしくは、第3者がそこでブレーキをかける必要がある。
本気で行動して、悩んでいる人のその時の考えというのは、自分を対象にどうして物事を考えてしまいます。周りが見えなくなるのです。
電通の過労死事件もそうです。周りの社員が気づいていたと思うのに、そこでブレーキをかけなかった。
何故かと言うと、社内の中でそういったことを収めようとしたからです。少なくとも社外には相談しなかった。メディアに報道されてようやくといった感じです。
相談する時に、相手に迷惑かかるだとか、恥ずかしいだとかという気持ちもわかります。でも、今の自分に相手が余計に迷惑がかかっているのも事実です。
であれば、すぐに吐き出す必要がある。ラインやツイッターはそういったところについてはよくできていると思います。
人間ばかり対象にいってしまいましたが、勿論、ペットやそこら辺の魚や虫、人間型ロボットを相手にするのもいいでしょう。
だから、まず転職も退職も退部も、自分で抱え込まないこと。「考える」ことは大事ですが、出力しなければ意味が無いのです。
病気や死という出力になる前に…です。
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